パキスタンで贈賄!!

 2024年7月から仕事が忙しくなりました。7月から4件の案件を並行して進めなければならなかったのです。

1.新居の改修
新居を改修するにあたりマスタープランを遵守するため土日なし午前3時までの作業を進めました。関係役所に午後7時までの作業許可を得ておりますがそれでは終わらないので休日なしで午前3時までの突貫工事で進めました。午後8時30分くらいに許可を出した役所の役人2名が見回りに来ました。いつまでたっても帰らないので、どうすればよいかパキスタン人に聞いたところお茶代を払えと言われました。お茶代はいくらくらいか聞くと、1,000ルピーだということでした。さらに財布をもっていってはいけない。財布を持っていくと財布の中身を全部出せと言われる、と言いうことで胸のポケットに1,000ルピー札を2枚入れて役人のそばに行き胸のポケットから1,000ルピー札を2枚だして2人に1,000ルピー札を1枚づつチャイを飲んでほしいと言って渡しました(胸のポケットには何も入っていません)。

翌日も午後8時30分くらいに別の役人が2名来ました。もう要件はわかっているので何も言わずに1,000ルピー札を1枚づつ渡しました。その翌日は私は現場に行かなかったのでわかりません。

2.旧住居
旧住居にはだれも住んでいないので見回りに行ったところ警官が2名来て問題があれば連絡をもらえれば自分が対応すると言い、自分の携帯電話番号を教えてくれました。彼らも15分以上帰らないので、用件が分かっていたので2人に1,000ルピー札を1枚づつチャイを飲んでほしいと言って渡しました。

これらは日本では良くないことですが、お金で時間を買う「特急料金」だと思えばいいと割り切りました。領収書がないので経費処理ができないことがつらいですね。


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