カラチはブラックアウト
パキスタンは過去何年も電力危機と停電に直面しており、政府は電力部門への投資を増やすことで電力不足の削減に努めている。停電の主な原因は、設備容量の低さと燃料費の高騰だと考えられている。発電に化石燃料に過度に依存しており、公益企業は電力購入の支払いができず、負債が累積している。さらに、送配電線も不十分である。本研究では、1980年から2020年までのパキスタン電力部門のデータを用いて、停電とその根本的要因との関係を検証する。実証モデルは、電力需要、財政赤字、火力発電、原油価格、設備容量、電力損失など、停電に影響を与える要因を特定する。結果によると、財政赤字、損失、電力消費は停電を増加させる一方、原油価格、設備容量、火力発電の割合は停電を減らす傾向がある。本研究では、公益企業は妥当な財務管理によって停電をなくすことができると結論付けている。さらに、エネルギー政策では、非効率的なエネルギーミックスに関する環境と財政の持続可能性の懸念に対処するために、再生可能エネルギー源からの電力生成を追求する必要がある。
出展:パキスタンの停電を調査https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S030142152400137X#:~:text=Pakistan%20is%20facing%20electricity%20crisis,main%20reasons%20for%20the%20outages.
我が家も停電が38時間を超えました。冷蔵庫の食品はほとんど廃棄です。アイスクリームは液体状態、活きているのは缶ビールだけです。パソコンもモバイルルータも電池切れです。
さて、停電が続くパキスタンですがパキスタンの電気料金は非常に高価です。家には眠るだけに帰る私が15,000ルピー/月です。同じ単身の同僚は50,000ルピーを超えています。これだけ高い電気料金なのに停電が頻発する。一般庶民にはつらい日々が続きます。
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