パキスタンの住宅事情(1)
パキスタンは貧しい国です。国民の平均所得はCEIC Dataによれば、月収は年次で更新され、2008から2021年で平均は 127 米ドル。最高値は2018の171 米ドル、最低値は2009の97 米ドル。しかし富裕層はその比ではない所得を有しています。
出展:https://www.ceicdata.com/ja/indicator/pakistan/monthly-earnings#:さて、パキスタンの住宅事情です。私は1ルームに住んでいます。
召使の部屋を半分に区切りベッドだけが置けるスペースを確保した部屋です。この部屋の部屋代が、1,200米ドルです。7LDKの一軒家が1,500米ドルで借りられる同じ地区です。搾取されているかもしれません。さらにダニの発生や屋根裏部屋のため非常に暑いので日中は家にいられません。あまりにもヒドイ部屋なので引っ越すことにしました。今回、賃貸物件を探していて同じ物件で価格が異なることが分かりました。
某日本政府機関 400,000ルピー(33%)
中国人/日本人 370,000ルピー(23%)
外国人 350,000ルピー(17%)
パキスタン人 300,000ルピー
これは、私の同僚のパキスタン人が私のために部屋を探している際に、パキスタン人と思われていた借主(私)が、パキスタン人→外国人→日本人→職場が某日本政府機関 と判明した際に提示された価格です。さらに外国人は家賃を1年間前払いしなければなりません。某日本政府機関価格はUSドルで支払いですから為替差益がさらに出ます。これがパキスタンのルールだと伝えられました。富める者(外国人)が貧乏な者(パキスタン人)に施しを行う、というムスリムの考え方なのでしょうか。私には日本人がカモにされているように受け取れます。
パキスタンでは毎年、10%を上限にして家賃が増額されます。つまり2年目10%、3年目21%、5年目46%が増額されます。長く住んでいると家賃は高額になります。また契約(賃貸)期間が1年を超えると家賃に税金がかかるため契約期間は11ヶ月です。
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