哀しみの渦(灰色の渦)
何も見えない 色も光も音さえもない
冷たくも暖かくもない 灰色の渦が 私を包む
手を伸ばせば 渦がある
渦は まるで 私を拒むように
触れることを拒み 声を拒む
哀しみの渦は すべてを遮断し
心までも 閉ざし
私を 孤立無援な「モノ」に変えていく
仕事と学業を両立させようとした大学院時代、自分の能力の低さに気づき唖然としました。能力が低いので、時間をかけて理解を深めないと、院生仲間に追いつくことができなかったのです。私は「落ちこぼれ」でした。
能力x時間=成果
私の能力の低さを見越して「非正規派遣労働者」に仕事を任せることはできない、ということなのでしょう。私は、あなたが求める成果を出せない人間なのでしょうか・・・
お金が欲しくてカラチに来たわけではありません。私が貢献できる事象を期待してきました。働き甲斐を求めて来たのです。
残念ながら40年以上仕事をしてきた自分の誇りと自負心が、根本から否定され、私自身まで否定される社会、ここに私の存在する意義は見出せません。
能力の低い者は、何もしてはいけない
能力の低い者は、何もできなくなる
能力の低い者は、ここにいる必要がない
能力の低い者は、・・・
コメント
コメントを投稿