街中の食堂

私が良く行く一般庶民が通う市中の食堂の様子です。簡素な作りです。テーブルの上には水が入ったタンクが置いてあります。

パキスタン人の主食は、チャパティ、ナン、ロッティなどの小麦粉を薄く延ばして焼き上げた食品です。
布の下にはだんご状に丸く固めた小麦粉の塊(ドウ)が置いてあります。下味(塩味ほか)がついています。

                             

小麦粉の塊それを延ばし棒で円形に薄く延ばしていきます。

薄く延ばされたドウを窯で焼きます。この店はタンドゥールを有しており、ナンも出しています。しかもタンドゥールは薪窯でした。庶民の店はガス窯で焼いています。
タンドゥールのわきにドウが置いてあります。石の台に薄く延ばしたドウを置き窯で焼きます。
焼きあがったチャパティはひっかけ棒で取り出します。
この店のチャパティは塩味がついておりそのままでもおいしいです。
9月までは20ルピー/枚でしたが10月から25ルピー/枚に値上がりしていました。私の食費(エンゲル係数)がまた上がりそうです。。。


チャパティの豆知識
チャパティに使用する小麦粉は、アーターと呼ばれる全粒粉です。全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたものです(日本のコメでいうところの玄米ですね)。繊維質が多く栄養価が高いのが特徴です。そして何よりも価格が安い。これが一番の特徴ですね。


コメント

このブログの人気の投稿

カラチ離任

カラチ空港付近で自爆テロ

タシケント国際空港で合流