携帯電話(2)
昨年、パキスタンに来た際に携帯電話の登録(使用)に苦労したことをブログに書きました。現在、使用している古いスマホの電池が寿命が来たようで、一晩充電しても半日持たなくなりました。さらにOSもAndroid7なので主要なアプリが入りません。最近は金融関係(クレジットカード、銀行など)が2段階認証なのでアプリが入らないと何もできなくなります。
帰国した際に家族から古いスマホ(シャープのAQUIOS/Android10)をもらってきました。気が付いたら電話が通じなくなりました。友人のSIMを入れても稼働できなくなりました。古いスマホなので壊れたと思い、日本で新しいスマホを購入し送ってもらいました。
新しいスマホは画面は有機ELで美しい、高速充電も可能です。OSもAndroid13と新しいのでアプリもインストールできて快調でした。スマホは「技術の成熟段階」に入った商品であり価格とデザインが差別化要因と考えていましたが、スマホはいまだ「技術の革新段階」にあることを実感しました。しかし、突然使用できなくなりました。それで、ふと、気が付きました。そうです。PTA(パキスタン通信局)へのスマホの登録が必要なのを思い出しました。あわてて、インターネットから登録を始めました。
手続きを進めていくと、登録料の表示が、78,000RSと出ました。エッ間違いではないかと何度も見直しましたが、間違いありません。スマホの価格が2倍以上になる。これは払えないと登録を中止しました。翌週、日本人駐在員と話をしていたら彼は60,000RS払ったそうです。ということで、古いスマホを使い続けるか、パキスタンで中国製の安いスマホを購入するかを決めなければなりません。
さて、個人的には何でこんなに税金(?)が高いのだろう、とれるところからとるということかな、と考えましたが、外国から製品を個人輸入や中古品を輸入させるよりも国内の購買を進めることができれば、パキスタン国内に貨幣が流通(お金がパキスタン国内で動く)することで経済学的には経済が活性化します。パキスタン政府は経済を活性化させようとしている(ホントかな)と考えることにしました。
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