閑話休題(3)
取り留めもなく書いてきました。当初予定していた100回目のブログです。1年半で100回に到達しました。
というわけで、100回記念は気楽なブログを
派遣先がカラチと言われた際「行きます」と即答しましたが、カラチがどこだか知りませんでした。山崎豊子の小説にあったような気がしました。読み直してみると、違和感が生じました。彼女は実際のカラチを見ないで書いたのだろうと思われます。カラチはそんなに嫌なところではありません。日本と比べると問題がありますが発展途上国ですからこのようなものです。
この赴任中にパキスタンを旅行しました。
ラ・ホール
ムルタン
フンザ(スカルドウ)
ムザファラバード(カシミール地域)
旅行の内容については、番外編としてまとめます。
そう、数年前にパキスタン映画「娘よ」を見ました。その映画の舞台はスカルドウでした。知らないで、聖地巡礼をしたようです。パキスタンで暮らしてみるとあの映画は実話をもとにしたとのことですが、ちょっと違うような気がするのは私だけでしょうか。
私と一緒に仕事をしていたパキスタン人が退職しドバイに行きました。給与は3倍だそうです。パキスタン人は世界中に出稼ぎに行っています。イスラム圏が多いですが欧州、米州にも出かけています。そして、移住も多いです。女性職員も家族全員で移住すると言って退職していきました。国民がパキスタンから逃げ出していくような気がします。
パキスタンは狂乱物価です。2022年05月のガソリン価格は153Rs/lでした。2023年08月のガソリン価格は303Rs/lです。1年半で2倍です。同様に電気料金、ガス料金、水道料金も2~4倍になっています。しかしパキスタン人は明るいです。「何とかなるさ」の精神なのでしょう。歳をとってくると、この「何とかなるさ」が大事なのだとわかってきました。
次回からは少し趣向を変えて、パキスタンについて私の考えを入れて書いていこうと思います。肌感覚のパキスタンはとても良い国です。この国の良さが失われないことを願っています。
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