提灯
赴任先でイベントが開催されました。
提灯を飾ることになりました。シナサンは4日前から提灯にLED照明を入れて提灯が明るく照らすようにしますよ、と申し上げていたのですが、必要ないとの返答でした。
最近の若い方は提灯を知らないようで提灯の中から明かりを照らすという発想がありませんでした。
提灯は外部を明るく照らす道具だということを知らないようですので、イベント当日に、提灯の明かりはどうするんですか。と、問われ、明かりはありません、と答えていました。
オイ、オイ、オイ、知らないということは強いですね。。。
ということで、慌てて電気街に行き、LED照明とケーブル、プラグなどを購入してきて、2時間で提灯に明かりを照らすことができました。
まずは、完成品を
よくできたな、と自画自賛しています。そして、提灯の中に入れたLED照明です。
シナサンが身銭を切って部材を購入し、苦労して提灯を明るくするようにしてあげても、担当者からはお礼の一言もありませんでした。何だこいつらは、とイラっと来ましたが、考えてみたら、提灯が外部を明るく照らす道具だということを知らない、のですからお礼を言う必要もないのですね。。。時代は変わってきました。
なお、彼らは
朱傘が茶道の野点で使用するものであるものであることを知らず、和傘で助六を演じて見せても、助六を知りませんでした。
日本人が日本の伝統を知らないのですから、日本文化が世界に広がることはありませんね。日本文化を世界に広めようと税金を投入していると思いますがこれでは広まりませんよね。それよりは日本の「オタク文化」を広めるほうが効果的だと考える次第です。
ちなみに、シナサンは、茶道の道具(袱紗、茶杓など)をパキスタンまで持ってきましたが全て日本に持ち帰りました。
年寄りは何も言わないほうが良いようです。
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