パキスタンの子供(1)

 街中を歩いていると子供たちを見かけることがあります。

貧しさに負けた♪♫ いいえ、パキスタンに負けた♪

はだしの子供たち、貧民街ではありません。持っていたお菓子をあげたら数人が群がってきました。怖くなって逃げました。逃げた自分に嫌悪感を持ってしまいました。私が小さいころ昭和30年代の前半は裸足の子はいなくとも同じように日本は貧しかったのですが・・・


水を運ぶ少年、彼もまた裸足です。水がないと生きていけません。


次はこの子が主人公です。何をしているのでしょう。
ゴミ拾いです。街の中のお金に換えられそうなごみを拾って集めています。
子供2人が戯れている。

と、思ったら大間違い。自分のゴミ拾いの「縄張り」を犯した子供を追い出したのでした。わずかなお金を稼ぐのにも必死なのですね。
でも、この子たちは学校に行っていません。貧困から抜け出すには、教育を受けることが大事だと思いますが、教育まで手が回らないのです。パキスタンを地域別に大きく分けると4つの地域になります。そのうち、義務教育があるのは1つだけです。教育については別のところで論じます。

そして、サンダルは穿いていますが、貧しさを全身に漂わせている子供です。

自分の子供、孫がこのような環境にいなくてよかったと思ってしまいました。そのような自分が恥ずかしく思えなくなる、のがパキスタンです。


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