パキスタンの不思議(2) 高速道路のトイレ

旅先で、トイレと路上のごみ箱の写真を撮るのが好きです。劣悪なトイレを撮影して喜ぶのではありません。普段の生活の状態を観るためです。路上のごみ箱には各国の美的センスが現れます(ミャンマーの古タイヤを再利用したごみ箱が素敵でした)。

今回は、高速道路のトイレです。この高速道路は中国からの借款で建設されました。ほとんど自動車は走っていません。いつの日か、中国に差し押さえられてしまうかもしれません。

さて、トイレです。自動車が走っていない。つまり利用者が少ない。写真を撮るには最適です。その前に男子用便器の高さが高い。身長167㎝の私には届かない。つま先立ちで用を足しました。
パキスタン人は日本の若者と同じくらいの170~175cmくらいの方が多いのに、なぜ、このように高いのでしょう。。。

パキスタンでは一般的な和式(?)の便所です。でも、アジアで一般的なビデシャワーが前にあります。後ろ向きでなく前向きに座るのかな。



前向きに座るそうです。でもそうすると、右側にビデシャワーが来る、ムスリムでは左手は不浄なのですが・・・
右手でビデシャワーを扱い、右手で拭くそうです。最近はトイレットペーパーを使用します、とのことでした。

洋式トイレです。トイレットペーパーがありません。トイレで紙を使用すると下水配管が詰まってしまうので使用できません。高速道路のトイレでも同じような状態なのでしょう。

お祈りのために足を洗う場所が用意されています。

一般の日本人が使用できるトイレですから、現地の方が使用するトイレとは異なります。
利用者が少ない(がらがらの)高速道路のトイレなので読者の皆様には面白くないかもしれません。

しかし、パキスタンが世間のうわさとは異なることを理解していただきたいと思います。アジアの発展途上国ならこのような感じだと思います。
私はカラチ(パキスタン)が好きになってきています。

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