犠牲祭(2)
現地の人に招待されて犠牲祭に参加してきました。牛を1頭解体しました。
親族が一堂に会して協同して牛を解体します。女性は一切手伝いません。男性のみの仕事です。
インターネット情報では専門の業者が回って屠殺する、というように記載されていましたが、家族総出で屠殺し解体しました。建設会社に勤務していた友人に聞いた話では工場の新築の際には僧侶(?)が来てお祈りを捧げたうえで屠殺すると聞いていたのですが、そのような儀式は何もなく、牛を縛り上げて動かないように固定し、喉を切り裂く、という工程でした。内臓や皮はその場に捨てないで業者が収集して廃棄します。
解体した後にはその肉を近所に配って回ります。一昔前の日本で近隣の住民で力をあわせて「餅つき」を行い皆にふるまっていたのを思い出します。パキスタンに来てから日本人の感性に近いものを感じてています
牛を縛り上げて固定しています。
喉を切り裂きました。血が噴き出しました。
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