カラチの路地裏(2)
カラチの道端には野菜や果物を荷台に乗せて販売する屋台が出ています。安くて新鮮な野菜や果物を店までいかずに近くで購入できるので便利です。
ウルドゥ語ができないと、価格交渉はできません。しかし、ぼったくりはないように感じます。私はバナナ、オレンジ、リンゴしか購入したことがありませんが、複数の屋台の価格とスーパーマーケットの価格とは大差がないように感じます。
そこで、1つ疑問が生じました。屋台の商材はどこから調達しているのか。ジーっと待って答を道きました(尋ねれば簡単なのですが、悲しいことに私はウルドゥ語ができません)。
さて、答えです。1つ目は店から購入している(と思います)。店の奥(脇)から店頭に並べる商材(野菜、果物)とともに、屋台にも載せていました。江戸時代の「棒手振り」のようなものですね。
2つ目は、目からうろこです。バナナをリキシャ(オート三輪車)に乗せて屋台に供給していました。そういえば店頭からバナナを積んでいませんでした。
実は、このリキシャの運転手さんとは「アップ・ゲ・セホ」とあいさつをしたことを思い出しました。後ろの席にバナナを一杯載せて運んでいました。
その際は八百屋さんに運んでいるのだと、勝手に解釈していました。あとから考えると、バナナの数が減っていることから、複数の屋台にバナナを供給して行ったことがわかりました。何事も勝手に解釈してはいけないことを再認識しました。
リキシャからバナナを道端に卸しています(降ろすかな)それでも、道路には敷物を敷いて商品を直接道路にはおかないように気を使っている(?)ように見えます。
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