エンプレスマーケット

 エンプレスマーケットは、英領インド帝国時代にその起源をたどり、1884年から1889年の間に建設され、遠くからはっきりと見える厳選された場所に建設された。インド皇后のビクトリア女王を記念して名付けられた。

エンプレスマーケットで販売される商品は、調味料、果物、野菜、肉から文房具、織物、ペットまで多岐にわたる。*1

エンプレスマーケットではあらゆる食料品が豊富にあり、雑然とした中に市民の生活を垣間見ることが出来る「カラチの台所」である。ただし、周辺は治安が悪いため近づかないほうがよい、とされている。


建物の中に入ると、ごちゃごちゃとしていて活気があります。これが、市場ですよね。こういうところが好きです。ミャンマーにもありましたね。野菜や果物が豊富でおいしそうです。そして、とても安い。貧乏人には感激です。


ココナッツオイルを売っていました。男性がひたすら臼を回す原始的な絞り方、電動にすればよいのに、と思うのは私だけかな。とても良い香りがしました。でも、容器がミネラルウォーターの空き瓶なんですよね、購入は控えようっと。


さて、ここからがエンプレスマーケットの本領発揮。新鮮な精肉売り場です。新鮮ですよ。下の籠をよーくご覧ください。活きた鶏です。それは、それは新鮮です。

つぎは、なんの肉でしょうか。

そして、パキスタン料理に欠かせない香辛料。


雑然とした活気のある市場、外国人が日本の築地に来て面白がるのと同じですよね。でもこういう地域色豊かな市場をめぐるのはとても楽しい。肌感覚のパキスタンを感じられそうです。

*1:エンプレスマーケット                         https://en.wikipedia.org/wiki/Empress_Market

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