パキスタンの結婚式(3)

パキスタンは冬です。パキスタンでは冬季は結婚式の季節です。冬からラマダンの前までが結婚式のピークになります。 結婚式に招待されて出席してきました。今回は新婦側に招待されました。 昨年の結婚式では、喜び勇んで踊ってしまいましたが、今回はパキスタン人に交じってダンスを踊るようなことはしませんでした(本当です)。 幸せいっぱいの家族を見るのは楽しいものです。 今回は花嫁が衣装を着るところから新郎が到着し、宴会が始まる前から出席しパキスタンの結婚式の一連の流れを見ることができました。 招待状を見ると 結婚式は7:30に始まることになっていますが・・・ 式の始まりを見たかったので、8:00に行ったらほとんど人がいない。 ここはパキスタンです。 Pakistan Way ですから・・・ 新婦の姉妹です(今日は2人の合同結婚式です)。同じデザインの衣装を着用しています。美しい装飾が施され新婦の美しさが際立っていますね。 ちなみに新婦2人の下に2人の妹がいます。妹たちも原色のシャルワール・カミーズ(民族衣装)がとても似合っていました。 新婦の入場です。新婦の笑顔が素敵です。このような笑顔を見ると幸せいっぱいの気分になりますね。 あいも変わらずの花火・・・ お決まりのダンス(何度も言います。今回、私は踊っていません)。 新郎の到着です。派手にドラムが打ち鳴らされます。 式場入り口には、「バラの花びら」を持った美しい女性が並んでいます。新郎入場に向けて「バラの花びら」を撒きます。 「バラの花びら」とともに「お金(10ルピー札)」が撒かれます。子供(?)たちが競って拾っています。 新郎が新婦を壇上に招き入れます。 別の組も新郎が新婦を壇上に招いています。 別の組は新郎が新婦にキスをしています。 新婦側の田舎から、およそ20時間かけて70名がカラチに来たそうです。サウジアラビア、オマーン、UAEなどに出稼ぎに行っていた人、欧米に住んでいる人など多彩な人々が出席していました。 ここまでが、始まりです(この時すでに、10時を回っています)。この後午前1時過ぎまで「騒ぎ」は続きます。そしてこの宴は3~7日間続きます。